明けましておめでとうございます。1ヶ月に及ぶ夏季休業も終わり、3学期を迎えましたが休暇中はどのように過ごされましたか。今学期は登校日数が46日間しかありません。本格的な夏を迎えて暑さが厳しくなりますが、この短い3学期を有意義なものにして、有終の美を飾りたいものです。
長かった2学期を振り返ってみますと、8月には「ファミリーデー」がありました。リオ日系太鼓の演奏をお願いし、子ども達と合同演奏を楽しみました。9月には「創立35周年記念文化祭」を行い、例年になく大勢のお客様を迎えて盛大に実施することができました。子ども達の熱演が高く評価されましたし、彼らは達成感を味わい、自信につなげたようです。10月の「リオタイム発表会」では、1学期から課題を設定し、自ら研究してきたことを発表しました。海外子女教育振興財団の2名のお客様にも高い評価を頂きました。11月には小学部の宿泊教室、中学部の職場訪問学習が行われ、それぞれに充実した活動ができました。また、これらの大きな行事の合間を縫って、ブリスクとの交流学習や連邦大学との交流学習も行われました。もちろん、日々の教科学習にも力を入れ、本校の教育目標を達成するための教育活動が営まれてきたわけですが、2学期全般を通して昨年以上に盛り上がりを感じました。
一方、本国日本に目を転じますと、今年の世相を表す漢字に「命」が選ばれましたように、「命」について深く考えさせられました。これは毎年、日本漢字能力検定協会が実施しているもので、「今年の漢字」を全国公募した結果、92509通の中から「命」が選ばれました。その理由は大きく4つに分類されます。
1.親王「悠仁さま」の誕生
40年ぶりに親王「悠仁さま」が誕生され、日本中が祝福ムードに包まれたこと。
2.自殺の多発
いじめによる子どもの自殺をはじめ、生活苦による高齢者の自殺などのニュースが相次ぐ中、履修問題の責任をとって校長も自殺したこと。
3.痛ましい事故・事件の多発
飲酒運転による交通事故死、虐待による殺人事件、竜巻など自然災害による突然の死、そしてペットの大量処分など、心を痛めた事件・事故が発生したこと。
4.命に不安を覚える出来事の多発
北朝鮮で核実験が行われたことや、医療制度改革による高齢者の医療費負担の増大、臓器移植問題、医師不足、ノロウイルスによる食中毒の問題など、命に不安を覚える出来事が数多く発生したこと。
おめでたいこともありましたが、それ以上に暗い世相を表す重たい課題を残した1年でもありました。本校の子ども達は、やがて日本で学校生活を送らなければなりません。日本の現状にも目を向けて指導をしていかなければならないと考えています。
2007年は明るい話題が多くあることを期待しています。
今年のキャンプファイアー 6年 男子児童A
今年のキャンプファイヤーは、去年にまして楽しいものとなった。各班のスタンツ、蛍観察、火文字。今回のキャンプファイアーのスタンツはいきなりのことだったという点からどんなことをするのか楽しみだったから、すごく楽しめた。また、各班とも、やってもらうことがあったので、そこが一番楽しめた。
そして火文字、今年の「心」という字は頭にしっかりと焼き付いた。だから絵も火文字になった。またこういう機会があればよりよいものにしていきたい。
川遊び 6年 男子児童B
「つかまえたいなあ。」ぼくは川遊びが始まって、さっそく魚を捕まえ始めた。3回以上に分けてあったので3匹以上捕まえるのが目標だった。
1回目は、一成君が捕まえていたので簡単なのかなあと思っていましたが、捕まえることはできませんでした。2回目は、一成君がまた捕まえました。賢吾君も捕まえていたのでイライラしてきました。あきらめずに捕まえ続けましたがだめでした。3回目は、あきらめかけて捕まえていたら、魚がやっとコップに入ってくれました。ぼくはとても嬉しい気分でみんなに見せました。
大成功スタンツ 6年 男子児童C
心配だった。「スタンツ上手くできるかな。台詞まちがわないかな。」何度もこころの中でつぶやいた。「みなさん静かに入場しましょう。」とうとうキャンプファイアーが始まった。そしてぼくは火をもらった。そして無事に言い終えてやぐらに火をともすことができた。その後、「ドリーム班スタンツをお願いします。」まだ心配だった。でも気がついたら大成功で終わっていた。そして一気に気が楽になった。とてもいいキャンプファイアーだった。
面白かったキャンプファイアー 6年 男子児童D
「クイズ大会開始です。」ぼくはスタンツでクイズ大会をしました。みんなとてもウケてくれたので良かったです。その他にもファイアーロードを見たとき、心の中でこう言いました。「うわースゲー。」本当にきれいでした。ぼくはこの宿泊教室が最初で最後だったので、みんなと楽しくできたのが良かったです。
心に残ったキャンプファイアー 6年 男子児童E
いよいよキャンプファイアーが始まった。今まで事前学習の時間や休み時間にキャンプファイヤーに備えて、スタンツや入場の仕方を練習してきた。しかし、「短い時間だったなあ。」と思っている。キャンプファイアーで心に残っていることは、火文字とスタンツだ。スタンツはどの班もその班らしいと思った。ぼくらの班も楽しくできた。今年の火文字は「心」だった。去年よりも赤々と大きい火を感じた。そしてみんなの心の中に残ったと思った。最後にファイアーロードを通った。それは近くから見ても遠くから見てもきれいだった。
教育基本法は、戦後の我が国の教育を確立するために、昭和22年に施行されたものです。教育の基本理念、義務教育の無償、教育の機会均等などについて定められており、学校教育法や社会教育法など全ての教育法規の根本となるものです。
教育基本法の制定から半世紀以上が経ちました。その間、教育水準が向上し、生活が豊かになる一方で、都市化や少子高齢化の進展などによって、教育を取り巻く環境は大きく変わりました。近年、子どものモラルの低下や学ぶ意欲の低下、家庭や地域の教育力の低下などが指摘されており、若者の雇用問題なども深刻化しています。
このような中で、教育の根本にさかのぼった改革が求められており、将来に向かって新しい時代の教育理念を明確に示し、国民の共通理解を図りながら、国民全体で教育改革を進め、我が国の未来を切り拓く教育を実現するために新教育基本法を制定しました。
そこで、新教育基本法で新設されたものをここで紹介します。
第一章 教育の目的及び理念
(生涯学習の理念)
第三条 国民一人一人が、人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
(教育の機会均等)
第四条の2 国及び地方公共団体は、障害のある者が、その障害の状況に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない。
第二章 教育の実施に関する基本
(義務教育)
第五条の2 義務教育として行われる普通教育は各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。
第五条の3 国家及び地方公共団体は、義務教育の機会均等を保障し、その水準を確保するために、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。
(学校教育)
第六条の2 前項の学校(国や地方公共団体が設置する)においては、教育の目標を達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行わなければならない。
(以下次号にて紹介します。)
12月18日(月)に、ブラジリアから特命全権大使 島内憲様、領事 岩戸孝広様が本校の視察にご来校されました。授業の様子を見学したいとのことでしたが、あいにくの夏季休業中ということで、本校の現状をお話しし、校舎を見学していただきました。
安全対策については、外務省に強く予算措置をお願いしてくださるとのことでした。およそ1時間本校を視察されました。
中学部3年生生徒が高校入試のために一時帰国することになりました。
これまで、リオ日学の最高学年のリーダーとして、色々な面で活躍してくれました。いよいよ義務教育を終え、高等学校の入学試験に挑戦します。暑いリオから真冬の日本で受験を迎えますが、これまでの努力が結実しますように皆さんで応援しましょう。
1月5日にリオをたちました。
講師 田中 裕美
私は小学校3年生から中学校2年生の理科を教えています。教えるといっても子どもから学ぶことが多い毎日です。
「小学校の教科書の表紙には『理科』と書いてあったのに、中学校の教科書には『科学』と書いてあるのはなぜですか。」子どもの一言が「理科」を見直す機会になりました。
「科学」とは人類が生み出した合理的な世界理解の方法です。確かにこれも理科の一部なのですが、これだけでは足りません。生き物に触れ、星をながめ、「自然」を感じることも理科の大切な要素です。つまり理科は「自然」と「科学」の両方を学ぶ教科です。
諸外国では、「自然」と「科学」を一緒に教える理科のような教科はまれのようです。「科学」はどこの国でも教えるのですが、「自然」を教えるのは、日本と極一部のアフリカの国のみ。そう考えると理科も日本文化かしら、と思えてきます。
自然と向かい合い、自然を感じ、自然に感謝する。そんな日本人が古来からもち続けている自然観が理科のような「自然」と「科学」が共存する教科を作ったように思います。そんな日本人の自然観を大切に理科の授業を続けていきたいです。
3年次の派遣教員4名に帰国の辞令が発令され、次年度は新たに4名の教員が派遣されることが内定いたしました。詳しくは次号で紹介します。
8日(月)始業式 プール開き 午前授業
9日(火)運営委員会 三者懇談会
12日(金)委員会活動
16日(火)身体測定 PTA代表委員会
17日(水)身体測定
18日(木)身体測定 縦割活動
19日(金)みんなの時間
20日(土)リオ聖人の日
22日(月)教育相談週間
24日(水)進路学習会 (講師:福代孝良氏)
26日(金)クラブ活動
27日(土)英検1次試験
31日(水)ランチルーム昼食会