
感 動 の 文 化 祭
世界柔道選手権の応援のために計画よりも1週間繰り下げて、22日に本校の文化祭が開催されました。昨年度の記念文化祭に劣らず多くのお客様を迎えて盛大に開催することができました。小学部低学年の劇は「はじめてものがたり」、文化祭のトップバッターとして見事に演じ、雰囲気作りに大きく貢献することができました。この劇では郵便、電話、写真が日本に入ってきた当時の人々の驚きをコミカルに子ども達が演じました。今では当たり前の生活必需品ですが、この100年間で大きく成長を遂げた科学技術とこの時代を対比しながら学習ができたことと思います。劇の最後に結ばれていたように、いくら便利になっても「つながろう」とする気持ちが大切であろうと思います。子ども達の演技力は見事でした.小学部5年生は劇「日本人らしさとは」を演じました。これは、今年の総合的な学習、リオタイムのテーマである「ブラジルに住んでいる日本人及び日系人」についての学習の一環として取りあげた劇です。タイムマシーンに乗って100年前の日本人移民の様子や修学旅行で学習した日系人のブラジル貢献を取りあげ、「日本人らしさとは」を追究してきました。5年生3名は、2学期早々から休み時間返上で練習に取り組んできました。3人のキャラクターと役がマッチして見事な演技ができました。この続きはリオタイム発表へとつながっていきます。
中学部は劇「水戸黄門」を演じました。人気TV番組の水戸黄門を模してブラジル編を生徒4名で脚本を書き上げました。4人の役柄がうまく仕立てられていました。場面の中には見事な太鼓演奏や、黒田節の舞踊が取り入れられていました。劇の台詞を覚えながら太鼓や踊りの練習に苦労していましたが、本番は見事に演じることができました。演技力も立派であったと思います。これから日学をリードする立場にある中学部ですが、この経験が各方面に生かされるよう期待しています。
全校音楽は歌と楽器演奏を行いました。各学年のアカペラの歌と5年生の「おはやし」、中学部のリコーダー演奏、そして「風になりたい」の全校合奏と、いずれの学年も見事な合唱や楽器演奏を披露することができました。また、1学期から取り組んできた各教科の作品展示にも賞賛の言葉を頂きました。今年の文化祭は「伝えよう みんなの努力」をスローガンに掲げて1学期から取り組んできました。例年になく経験者が少ない中で、どれだけ日学の伝統を継承できるか不安がありましたが、スローガンの通り強い意志が作用し、来賓の皆様からも高い評価を頂きました。この自信は子ども達にとって大きな財産になったことと思います。
世 界 柔 道 選 手 権 応 援
文化祭の練習の合間をぬって世界柔道選手権の応援準備に取り組んできました。横断幕や応援旗の作成、そして選手の活躍を願う千羽鶴の作成を家に持ち帰りながら取り組んできました。13日(木)の応援は、男子重量級の井上康生選手、鈴木桂治選手の思わぬ2回戦敗退に出鼻をくじかれてしまいました。複雑な連携返し技から最後の体勢を重視する国際ルールに屈してしまいました。女子の塚田選手と中澤選手の銀メダル獲得も何となく印象が薄れてしまった1日目の応援になってしまいましたが、子ども達の必死の声援は選手に伝わったとことと思います。
16日(日)は2回目という事もあり少し余裕をもって応援することができました。この日はトヨタ自動車より法被やバーナー、スティック・バルーンが用意されており、応援も一層盛り上がりました。そのせいもあってか金メダルを3個獲得することができました。特に無差別級の棟田選手の健闘は沈滞していた男子チームに活力を与えてくれましたし、試合内容も本家としての本来の柔道の姿を見せてくれました。彼の礼儀作法にも好感が持たれました。この日、一番の注目を集めたのは谷亮子選手でした。長男を出産して2ヶ月前に授乳を終えての大会で、大きなハンディを乗り越えての優勝でした。彼女の強靱な体力、精神力は見ている人たちに大きな感動を与えてくれました。本校の子ども達にとって柔道観戦は初めてであったと思いますが、彼らの真剣に闘う姿から感動と勇気をもらったのではないでしょうか。

17日のリオ日系協会での歓送会では、今年の健闘と来年の北京オリンピック大会へ向けてのエールを送りました。ほんの僅かな時間でしたが選手と交流ができました。選手から記念品を頂き、一緒に写真を撮ることができました。子ども達にとって柔道が身近に感じられ、一生の思い出になったことと思います。
転入生 ようこそ日学へ!
9月25日に中学部2年生に新しい仲間が編入しました。みんなと楽しく学校生活を送って欲しいと思います。
転入生からのメッセージ
小さい頃にリオで暮らしたことがありますが、その頃の記憶はなく見る物ほとんどが初めてで驚くことばかりです。 1日も早くブラジルの生活に慣れるよう努力していきたいと思います。皆様よろしくお願いいたします。
文 化 祭 を 終 え て
小学部 低学年副担任 松平 豊
先日文化祭が終わりました。2か月近くの取り組みを通して、改めて子どもの力とはすごいなあと感じさせられました。全校音楽で、「風になりたい」を演奏した1年生が、1学期に取り組んでいたのは「かえるのうた」です。本番では大人でも難しい、シェーカーを使っての16分音符の演奏に挑戦しました。「風になりたい」は、ブラジルではポピュラーなサンバ形式の曲ですが、このサンバ、単純そうでいて実はなかなか複雑です。特にリズム楽器は、各々が独自のパターンで演奏しており、それらが組み合わさり、まるでペルシャの絨毯のような複雑な模様を作り出しています。しかも黒人音楽独特の意図的なズレがあり、それが、機械音楽とは違う「人間らしさ」を感じさせます。今回子ども達は、その複雑なサンバの入口を体験しました。そのことをきっかけとして、ブラジル音楽に興味を持ち、さらに音楽を通してブラジルという国を理解してくれればと思います。
10 月 行 事 予 定
1日(月)全校朝会 中間テスト週間(中学部)・新入児童生徒歓迎会
2日 (火) アメスクとの交流学習(1〜4年生)
3日(水)縦割活動
4日(木)宿泊学習保護者説明会(5校時)
5日(金)委員会活動
8日(月)連邦大交流学習 (5年・中学部)
9日(火)運営委員会・三者懇談会
12日(金)国家守護聖人の日(祝日) 4連休
14日(日)サマータイム開始〜2月16日
15日(月)先生の日 (祝日)
16日(火)教育相談週間・全校集会・PTA代表委員会
18日(木)縦割活動
19日(金)みんなの時間
20日(土)リオタイム発表会
21日(日)英語検定
22日(月)振替休業日 中南米校長会(サンチャゴ)
25日(火)後期教育課程開始(授業時間割)
26日(金)クラブ活動
27日(土)商工会スポーツ大会
28日(日)漢字検定(日伯文化協会)
31日(水)ランチルーム昼食会
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